⏯️ Obsidianでのログを資産に変える「LLRプラグイン」
記録の手間を減らし、振り返りの価値を最大化するLLRプラグイン
🌷こんにちは、はるなです。
先日、ナレッジスタックセミナーのお手伝いをしてきました。そこで紹介されていたのが、Obsidian 上で動作する LLR (Live Life Recording) というシステムです。
最近は、AI(主にAntigravity)を使ってノートを自動整理したり、情報を抽出したりすることをよくやりますが、その「土台」となっているのは、考えたことや、やったことを書いているデイリーノートです。
今日は『デイリーノートにやったことを記録する時に便利なプラグイン「LLRプラグイン」』について紹介します。
LLR — Obsidianでライフログを記録するプラグイン | ごりゅご.com
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🛠️ 記録のハードルを下げる「LLRプラグイン」
皆さんは、日々の活動を記録する「ライフログ」や「作業記録」をどのようにつけていますか?私はこれまで、手書きのプランナーやデジタル上の様々なツールを試してきましたが、どうしても「記録をつけること自体」が目的になってしまい、肝心の作業が疎かになったり、後から見返したときに情報が散在していて活用できなかったりすることが多々ありました。
ライフログを習慣化する上で最大の壁となるのは、やはり「入力の面倒くささ」です。専用アプリを立ち上げ、プロジェクトを選び、開始ボタンを押すといったステップがあると、手間に感じてしまいます。
私自身が実際そうなんですが、結局「別のツール」を使うと、途端にできなくなってしまうんです。「後でまとめて書けばいいや」と記録を後回しにしてしまったら最後、とてつもなく面倒になって結局やりません。やれたとしても、記録を修正することにやたら時間がかかってしまい、これって必要なんだろうかと思うことも。
デジタルに移行したのが2019年で、それ以前はこのように手書きで記録を残していました。リアルタイムで書くのではなく、1日分まとめて後からノートに書くので結構な時間がかかっていました。それこそ毎日30分以上かけていたと思います。
基本的に書くことが好きだし、全然苦ではなかったんですが、「記録をつけること自体」が目的になっている感じがして、デジタルに移行したタイミングくらいからはざっくりとしか書かなくなります。
最近はObsidianのデイリーノートに直接メモとかを書くことが多くなっているので、必要なものだけ、時間をそのまま手打ちで入力していました。
ごりゅごさんが開発したLLR(Live Life Recording)プラグインを使うと、この開始時間や終わった時間を自動で入力できるようになります。LLRは、Markdownベースのライフログ記録システムで、従来のタスク管理やログ記録とは少し違った思想で作られています。
一般的なログアプリは、専用のデータベースにログが保存されていたりするのですが、LLRは、ObsidianのMarkdownファイルに書かれたテキストそのものをデータとして扱います。
LLRはデイリーノートという「いつもの場所」に全てのログを集約してくれるため、「記録を残す場所が分散してしまって、どこを見ればいいか分からない」という問題も起きません。ただデイリーノートを書く延長線上で時間が記録されていきます。
アプリを切り替える必要がないので、勝手に記録されているという感覚に近いです。さらにモバイルにも対応しているので、iPadやiPhoneからでもそのまま操作できます。
📱 iPadでもサクサク使える!直感的なタスク操作と自動記録
では実際にどう使うのかというと、基本はとてもシンプルです。チェックボックスベースのタスク操作になっていて、チェックをオンにするだけでタスクが開始されます。
このとき、開始時刻が自動で記録されます。わざわざタイマーを起動したり、時間をメモしたりする必要がありません。
そしてもう一度チェックを押すと、そのタスクは完了扱いになります。同時に終了時刻や、かかった時間も自動で追記されます。
そしてサイドバーにはサマリービューがあり、今日の進捗や残り時間、さらには予想終了時刻までリアルタイムで表示されます。これによって、「今どれくらい進んでいるのか」が自然に見える化されます。
また、サマリビューの項目をタップすると、デイリーノートの該当箇所までスクロールされます。
モバイルツールバーにLLRのタスク切り替えボタンを追加しておけば、項目をタスク化(チェックボックスに変換)→タスクの開始(開始時間の自動記入)→タスクの完了(終了時間と経過時間の自動記入)→タスクの複製をトグルできます。
また、タスク項目はObsidianのノートリンクも使用できるため、ノートをそのままタスクにして作業が進められます。
他にも、チェックボタンを長押し操作などで「前のタスクに合わせる」といった補助機能もあり、細かい調整も可能です。こうしたUIの工夫によって、モバイルでもストレスなく運用できるようになっています。
見積もり時間をあらかじめ設定しておくと、全てのタスクが完了する時間を表示してくれるなどの機能や、繰り返し行うタスクのリピート設定などもあります。「このペースで進めると、今日の仕事が終わるのは19時になりそうだな」といったことが一目で分かるため、無理な詰め込みを防ぎ、心に余裕を持って作業に取り組めるようになります。
LLRのインストール方法や、詳しい使い方などはLLRのサポートページを見てください。
LLR — Obsidianでライフログを記録するプラグイン | ごりゅご.com
🧠 AI時代のログ活用
「記録をする場所(アプリ)」と「作業をする場所(ノート)」が離れていると、どうしても記録を忘れたり、操作が面倒になったりします。私も過去に何度も挫折してきました。
LLRは特別なデータベースを一切持たず、Markdownファイルそのものを扱う設計になっています。普段使っているデイリーノートがそのまま利用できるだけでなく、記録の修正や追記も自由自在です。また、LLRを使っていても、データはただのテキストデータなので、将来的にも扱いやすく、壊れにくい構造になっているのです。
たとえば、AIによる書き換えや要約、振り返りも問題なく行えます。
LLRはMarkdownという構造化されたテキストデータで記録を残しているため、AIにとって非常に読み取りやすく、精度の高い分析結果が得られやすいです。
そして、LLRの本質は、単なるタスク管理ではなく「ログを資産に変える仕組み」にあります。
ライフログにおいて重要なのは「振り返り(リフレクション)」です。ログを取りっぱなしにするのではなく、週次や月次でそれを見返し、次の行動を改善していくことです。LLRを使えば、このリフレクションの作業もAIの助けを借りて大幅に効率化できます。デイリーノートに散らばったメモをAIにまとめさせ、そこから共通する課題や新しいアイデアを抽出してもらうことも簡単です。そうすることで、日々の雑多な記録が、自分だけの価値ある素材へと変わっていきます。
一週間分のLLRのログをAIに分析させて、「私が最も集中できている時間帯はいつか?」や「特定の作業でいつも時間がかかっている原因は何か?」を問いかければ、自分に特化したアドバイスをもらうことができます。
また、記録があることで、「今日は何もできなかった」という根拠のない罪悪感から解放されることもメリットです。LLRというツールは、そのための最もシンプルで、かつ拡張性の高い機能を提供してくれます。
記録の手間を減らし、振り返りの価値を最大化するのがLLRです。
Obsidianを使っている人は、ぜひ試してみてください。
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ということで今日は『Obsidianでのライフログを劇的に変える「LLRプラグイン」』というお話でした。










