Post-it公式アプリが、3月8日のアップデートでmiroへのエクスポートが可能になりました。Post-itアプリについての簡単な紹介はこちら→Apple標準メモにリンク形式にならないようにURLを貼り付ける方法は?
■ Post-it
Post-itアプリで作成したデータをmiroのボードへエクスポートできる機能です。Post-itアプリ上ではできなかった、ポストイット同士を矢印で繋いだり、手書き文字をポストイット外に書き込んだりができるようになります。
Post-itアプリからmiroへの書き出し
Post-itアプリから右上の共有ボタンをタップすると、書き出し形式が選べます。書き出しの対象はボード全体のポストイット全てです。
miroへエクスポートされる際、手書き文字の部分はテキストに変換されます。テキスト認識されていないポストイットがある場合、「○○ note does not contain text」と表示。
グループをタップすると、グループ内のポストイットが表示され、テキスト認識された文字の編集が可能になります。
文字認識されていないポストイットはそのままエクスポートすると白紙のままエクスポートされるので鉛筆マークからテキストを入力します。
テキスト編集が終わったら右上の「Next」をタップ。
miroへのログイン画面が表示されます。
Post-itアプリとmiroの連携確認画面が出るので、インストール先のアカウントを選択。
追加先を選んで、右上の「Export」をタップします。
「Notes Exported」が表示されれば書き出し完了です。
miro上で確認するとこんな感じになります。
miro上だと手書きのメモを追加したり、ポストイット同士を→(矢印)で繋いだりも簡単にできます。
miroのポストイット読み込み機能
miroにもポストイットを読み込む機能があります。「…」のメニューから「Stickies capture」をタップすると、「写真アプリから写真を選択」「カメラで撮影」「ファイルアプリからファイルを選択」から選べます。
■ miro
画像ファイルから自動的にポストイット部分を探してくれます。左上の「Convert to text」をオンにするとテキスト変換、オフにすると画像としてmiroボードに配置されます。
Post-itアプリに比べると、ポストイット部分の認識や文字変換に時間がかかり、日本語の認識ができないですが、miroアプリだけでもポストイットの読み込みはできます。
これはさらに面白そうです。無理に文字認識してくれなくてもいいんだけどなぁ...。