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🪶Smart Keyboard Folioは決して下位互換ではない

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Smart Keyboard FolioとMagic Keyboard、2つの違い

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goryugo
Aug 13, 2024
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🪶Smart Keyboard Folioは決して下位互換ではない
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🐌こんにちは、はるなです。

毎月1本、お互いのニュースレターへ寄稿し合っています。私の書いたObsidianの記事も「✉️ナレッジスタック」で配信されているので、よかったらそちらも読んでみてください。

今回は、ごりゅごさんの「iPad用キーボードについて」です。

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⌨️ Smart Keyboard Folio→Magic Keyboard

はるなさんが新しいiPad(薄くてすごいM4 iPad Pro)を購入したことで、ごりゅごにお下がりのiPadがまわってきました。

新しいiPad自体は、プロセッサがいいやつ(M1)になって速くなってすごい、画面がきれいになった(気がする)というくらいの違いがあるくらいです。(ぱっと見変わったことがわからない)

それよりもどっちかというと大きな変化は、iPadの交換と共にiPadで使うキーボードも変わったことです。(右側のSmart Keyboard Folioから左側のMagic Keyboardになった)

この2種類の純正キーボードは、それぞれに優れているところが違っていて、簡単にどっちの方がいいぞ、と言いきれるものではありません。今回は、その2つのメリットデメリット、それぞれを比較しながら(あえてごりゅごの主観をたっぷり交えて)紹介してみたいと思います。

🪶 実は軽くて想像以上に優秀なSmart Keyboard Folio

まずはごりゅごがこれまで使っていたSmart Keyboard Folioから。

このキーボードはMagicKeyboardが登場する前から存在していた、古い方のモデルです。(最新のM4 iPad Proには対応する製品がない)

まったくもって安いわけではない(32800円)んですが、それでもMagicKeyobard(59800円)よりは安いため、なんとなく「下位互換」モデルのように感じてしまいがち。

ですが、これら2種類は決して上位モデル、下位モデル、と分かれているわけではありません。

Smart Keyboard Folioが優れているのは、大きく2点。

軽さと「ずっと付けてられる」ということです。

まずSmart Keyboard Folioは、カバーを開いて、マグネットで固定する、という形式のため、画面の角度は2段階にしか設定できません。ですが、このように構造が単純である分、軽いです。かなり軽いです。相当違います。

また、カバーを裏返してやることで、カバーを付けたまま平らな状態で机に置いてApple Pencilなどで文字を書くことが可能です。

MagicKeyboardを使っていると、Apple Pencilを使うためにはiPadをMagicKeyboardから取り外さないといけません。 (ごりゅごは全然気にしないんですが)ほんの短時間でもiPadが裸の状態になる→傷がつきやすい、ということが気になる方は、なんならSmart Keyboard Folioの方が安全度が高いといえるくらい。

🏋️‍♂️ 重いけどすごいMagic Keyboard

これと比較されるのが、高い方のMagic Keyboard。

こいつは、純粋に工業製品としてよくこんなすごいもの作れるなあ、という感動がまず一番にあります。

薄っぺらいペラペラの板1枚の力だけで、iPadを支えて、無段階に画面の角度が調整できる。

これだけでもかなりすごいと思うんですが、年単位で使い続けてもここがグラグラになることなくきちんと「いい感じの硬さ」を保てている。

勝手に動くことはないけど、角度調節をする時に硬いと感じることもないという状態を、薄っぺらい板1枚でどうにかしてくれてるのは、本当にすごい。

製品の価格を考えたら、そのくらいのこと出来なくてどうする、ということは思うんですが、それにしてもこの安定性と耐久性はすばらしい。

ただし、ごりゅごが使っている初代のMagic Keyboardは、やっぱりまあこれでもかというくらい重いです。(約700g。新しいモデルは50g程度は軽くなった)

パソコンを持ち歩く代わりにiPadで全部済ませられたらなあ?なんて考えてる人は多いかもしれません。もしその理由が「重さ」である場合、MagicKeyboardはまったくもってオススメできません。

少なくともごりゅごが使っている2世代前の13インチiPad Pro(M1モデル)にMagic Keyboardを組み合わせたモデルは、実測値で1397g。薄くて軽くなったM4モデルも、合計で100g程度の軽量化はされていますが、それでも単純に、1250〜1300gくらいだと言われています。(Appleはキーボードの重さを公開していないので、実測値しかなく、ばらつきがある)

これに対してSmart Keyboard Folioは単体の重さが約400gと、300gぐらい軽くなります。

300gの差なんてかばんに突っ込んでしまえば大した違いはない、と感じる方も多いと思いますが、iPad本体の重さは約700gです。比率で言うと、とんでもなく大きな違いです。手に持って比べてみると、ずっしり感は明らかに違います。

参考までに、iPadの重さがMacbookと比べてどんなものなのか、簡単な表を作ってみました。

数字だけで言えば、13インチモデルのiPadにしても、Macより軽くなる、なんてことはなく、なんならiPadの方が重い、みたいなことになっているのです。

もちろん、小さい11インチモデルを使えば軽いとか、現状はM4が搭載されたコンピュータがiPadしかない、Apple Pencilも使いたい、など色々とiPadのメリットはあるので、シンプルに一言でどちらがいいと決めつけていいものではないんですが、旧来の「パソコン」のようにiPadを使ってもあんまいいことないよ、というのはこういう重さという数字で考えてもそれが言えるわけです。

🏅 Smart Keyboard Folioは決して下位互換ではない

Smart Keyboard Folioは決して下位互換ではない。これが一番言いたかったことなんですが、ごりゅごは結局今、はるなさんからのお下がりのMagic Keyboardを使っています。

なぜなのか。

それは、iPadを家でしか使っておらず、外に持ち出す可能性がほぼゼロだから。さらに言えば、Apple Pencilを使う時に背面がノーガードになることをまったく気にしないタイプの人間だから。

今現在ごりゅごは、iPadは「ギター練習マシーン」としての用途で使うことが多いんですが、そういうときは、画面の角度を無段階で変えられることだとか、カチカチ押せるキーボードの操作感なんかがけっこう便利だったりもするのです。

ということで今日は「ごりゅごさんの考える純正iPadキーボードの違い」というお話でした。

👠編集後記:

最近、ごりゅごさんがギター練習用にiPadをすごく活用しています。M4のiPad Proが発売される少し前くらいから、「新しいiPadが欲しい」と言い出すほどにです。

元々ごりゅごさんの使用していたiPadは2020年のM1チップになる前のiPad Proでした。メモリも6GB RAMと現行モデルの8GBよりも少し小さいんです。(1TB以上のモデルは16GB)

全然使えるけど、やや動作がもっさりすると言っていました。ノート系アプリだとそこまで感じませんが、音楽系のアプリは特にマシン性能差を感じやすいです。

M1チップになったことで、そのあたりも解消されたのではないかと思っています。

M1とM2、M2とM4の差よりも、A12Z BionicとM1の差の方が個人的には大きかったような印象です。

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