🤖 AI視点で考える文章整理術
フロントマターでノートもAIももっと賢く活用する方法
🌾こんにちは、はるなです。
今日は「AI視点で考える文章整理術」を紹介します。
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🗂️ Obsidianにデータベース機能「base」が登場
最近、ノートアプリObsidianに「base」という新しい機能が追加されました。baseを簡単に説明すると「データベースのように使える仕組み」で、Markdownで書いたノートに対して、属性(プロパティ)を持たせたり、一覧表示して管理できるようになるものです。
これまでもObsidianではDataviewプラグインを使うことで、データベース的な一覧表示が可能でした。新しい「base」機能は、コアプラグインとして提供されているためより直感的に、データベースのようにノートを管理できるようになったのが大きな特徴です。
たとえば、タスク管理に使うならノートに以下のようなプロパティを追加しておくとタスクの一覧化が簡単に行えます。
ステータス(todo, doing, done)
期日(2025-09-10 などの日付)
優先度(high, medium, low)
Notionを使用している人ならば、Obsidianでテーブルビューが使えるようになったという表現が一番伝わりやすいかもしれません。フィルターやソート機能を使うと「今週締め切りのタスクだけを一覧する」といったビューを簡単に作れます。
baseはObsidianのノートのフロントマターを読み取ります。baseを使うために今まで設定していなかったフロントマターにプロパティ設定を追加しているのですが、このフロントマターのプロパティが適切に設定されていれば、「AIに文章を読ませるとき」にもかなり便利になることが多いということに気づきました。
🤖 AIが読みやすい文章とは?
AIに文章の内容を正しく理解してもらうためには、文章が「構造化」されていることがとても重要です。構造化とは、文章の構成要素や情報が整理され、それぞれの関係性が明確になっている状態を指します。
フロントマターをちゃんと書いておくと、AIがこちらの意図をスムーズに理解してくれるんです。
フロントマターは、ノートの本文が始まる前に「---」で囲んで記述するメタデータのことです。ここに、そのノートに関する情報を書き込んでおくことで、AIが「この記事はいつ書かれて、どういう種類のものか」を正確に把握してくれるようになります。
たとえば、私の場合、ニュースレター原稿のファイルには、このようなフロントマターを追加しています。


