🎑こんにちは、はるなです。
今日は「ChatGPTに“やってほしくないこと”を伝える技術」について紹介します。
ネガティブプロンプト(やってほしくないことを明示する)を明確にすることで、より使いやすくする方法です。
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💡 ネガティブプロンプトってなに?
AIにお願いするとき、つい「こうしてほしい」というリクエストばかりに目が向きがちです。
ですが、「こうはしてほしくない」という条件を伝えることも、同じくらい大切なんです。この「禁止条件」や「制約」を加える指示方法を、ネガティブプロンプトと呼びます。
たとえば、ChatGPTに原稿の下書きを頼むシーンを想像してみてください。
ただ「わかりやすく書いて」とお願いするだけだと、なんだか大げさな表現が混じったり、普段は使わないようなカタカナ用語が並んでしまったり、ということはありませんか?
そこで、「大げさな表現はしないで」「不自然なカタカナ言葉は避けて」のように、ネガティブプロンプトをひと言添えるだけで、AIが生成する文章はぐっと自然で、自分らしいトーンに変わります。
つまり、「やってほしいこと(ポジティブプロンプト)」と「やってほしくないこと(ネガティブプロンプト)」をセットで伝えることで、AIの出力をより正確にコントロールできるようになるんです。
🛠 ネガティブプロンプトの効果
たとえば、キャッチコピーを考えてもらう場面で見てみましょう。
🔴 通常プロンプトだけの指示
新しいノートアプリのキャッチコピーを考えて
これだけだと、AIは「革命的!」「未来を変える!」「史上最高の体験!」といった、どこかで見たような、ありきたりなフレーズを提案してくることがよくあります。
✅ ネガティブプロンプトを加えた指示
「新しいノートアプリのキャッチコピーを考えて。ただし、『革命的』『未来を変える』のような大げさな言葉は使わないでください」
このように指示すると、AIはより落ち着いたトーンで、製品の具体的な魅力に焦点を当てた、ユニークなコピーを提案してくれるようになります。
使ってほしくないキーワードや表現などを追加するだけで、出力の質が大きく変わるんです。
📵 iPad Workersで避けている表現
実際に私がiPad WorkersでAIに頼むときに避けている言葉や表現をまとめてみました。
大げさな言葉:「神アプリ」「史上最強」「革命的」「未来を変える」
カタカナ横文字の乱用:「イノベーション」「ソリューション」「アジェンダ」「シナジー」
不必要な感情表現:「超すごい!」「やばい!」「泣いた」「尊い」
不要な装飾:過剰な絵文字や記号(見出しはOKだけど本文には🔥✨💯などを使わない)
こうした「NGリスト」をプロンプトの中に組み込むだけで、AIが生成する文章のトーンが安定し、より自分のトーンに近いものになります。
✍️ 「やってほしくないこと」もちゃんと伝える
AIに何かを頼むときは、「やってほしいこと」だけでなく、「やってほしくないこと」もセットで伝えることが、質の高い出力を得るためのコツです。
ネガティブプロンプトを使いこなすために、まずは次の3つから始めてみてください。
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