こんにちは、はるなです。
以前、Obsidianを使って資料作成用の箱を用意するようにしたら、とても速く資料作成ができるようになったという話をしました。
📊 iPadだけでプレゼン資料作成が爆速になってきた(9/23)
ノートに小さなメモを少しづつ集めていき、素材となるメモが集まってから並べ替えたりしながらまとめていく方法です。
素材にするにはできるだけ小さなメモになっていた方が扱いやすくなるため、過去の資産(iPad Workersで配信しているコンテンツなど)を分解する作業を進めています。
小さなメモに分けておくことで、より再利用しやすくなります。
今日は、「過去のメモを再利用しやすくする方法」について紹介します。
過去のメモの再利用性を高めたいならAtomicに分解すること
iPad Workersに投稿しているコンテンツは1つのマークダウンファイル(.md)としてObsidianの中に保存しています。
Obsidianを使っている理由は、書いているエディタ画面を移動することなく過去のファイルを検索&閲覧できるからです。過去に自分が書いた文章をベースにできれば、文章を書くスピードも上がります。
ここでさらに、過去に書いたメモや文章の再利用率を上げるために1つのファイルを分解してAtomic Notes(アトミックノート)を作ることにしました。
アトミックノートにつていは夫ごりゅごのナレッジスタックやjMatsuzakiさんの記事を読んでもらえるとわかりやすいと思います。
🌱 読んだ本の内容を「ずっと使えるノート」としてまとめる - ナレッジスタック
■ ノートは1枚1アイデアだけ含むように書くAtomic Notesの原則 | jMatsuzaki
要は1ノートに1要素だけが入っている状態に、ノートを細かく分けるという作業をしています。
1ノートに1要素の「アトミックノート」にすると何がいいのか?
1ノートに1要素の「アトミックノート」にするメリットは大きく2点あります。
ノート(メモやアイデア)を再利用しやすくなる
ノートタイトルを見れば内容がすぐにわかる
アトミックノートはレゴブロックの1つのパーツのようなイメージです。同じパーツでも組み合わせ方によっては家にもなるし、ロボットにもなるし応用が効きます。
これがもし家の形をした1つのブロックだとしたら、家以外の形に再利用することが難しくなります。たとえば、家を2階建てにするとかタイヤをつけて走る家にするくらいの応用はききますが、なかなか「家」の形からは離れられません。
家の形から1つ1つのパーツに分解することで、全く違う形のものに作り替えることができる=再利用性が高まります。
次に、1ノート1要素の状態だと「ノートタイトル=ノートの内容」になりタイトルを見れば、ノート内にどういうことが書かれているかがわかるようになります。
ObsidianやNotePlan 3のアプリを使えば、「[[
(ダブルカッコ)」を入力するだけでノートタイトルが変換候補のように表示されます。
ノートタイトル=ノートの内容になっているので、わざわざノートを開いて中を確認したり、検索画面でノートを検索する必要がなくなりなり、「文章を書く」「アイデアをまとめる」などが素早くできるようになるのです。
たとえば、「2021年11月7日」というノートに、記憶に関するメモが入っていてもサジェストされるのはノートタイトルのみなので、候補に出てきません。
ここからはメンバー限定コンテンツとして、iPadを使って具体的にどんな方法でAtomicに分解していくかを紹介します。
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