🌹こんにちは、はるなです。
今日は「AIが急速に進化する一方で、『変わらないもの』も存在する」というお話です。
AIの進化は目覚ましく、私たちの生活や仕事のあり方を大きく変えています。AIが画像を生成したり、音楽を作ったり、文章を書いたりすることが当たり前になりました。
でも、どれだけAIが発展しても、変わらないものがあります。それが「創造の喜び」と「主体性」です。
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🎨 創造の喜びはなくならない
「創造」と聞くと、絵を描いたり、小説を書いたり、音楽を作ったりといった芸術的な活動を思い浮かべるかもしれません。ですが、創造はそれだけではありません。
たとえば、
• 料理のレシピを少しアレンジしてみる • 仕事の進め方を工夫してみる • 部屋のレイアウトを変えてみる • 友達へのプレゼントを手作りしてみる
これらもすべて「創造」です。
AIがどれだけ便利になっても、「自分の手で何かを生み出すことの楽しさ」は決して消えません。むしろ、AIのサポートによって、より自由に、より手軽に創造を楽しめるようになっていくでしょう。
🏆 主体性がなければ、AIを使いこなせない
AIは驚くほど優秀ですが、あくまで「道具」です。どんなに高性能でも、何をつくるかを決めるのは人間です。
「何をつくるか」を決めるのは人間
たとえば、AIが美しい絵を生成できるようになっても、「どんなテーマで」「どんなスタイルで」描くかを決めるのは私たちです。同じAIツールを使っても、人によって作品の方向性が違うのは、その人が持っている「主体性」によるものです。
文章を書いてもらう場合でも、「何について書くのか」「どんな視点を取り入れるのか」「どのようなメッセージを伝えたいのか」は、結局のところ書き手である人間が決めることになります。
この「選択する」「方向性を決める」という部分こそが、主体性の本質です。AIがどんなに進化しても、この「決断」は私たちの手に委ねられています。
AI時代に求められる「問いを立てる力」
AIを使えば、「答えを出すこと」自体は容易です。知りたいことがあれば、わかりやすくまとめてくれるし、画像や文章も簡単に作れます。
なので、重要なのは「何を問うか」「どんな答えを導きたいのか」という視点です。AIを活用する力は、単にAIを使いこなすスキルではなく、「自分は何を知りたいのか」「どんなものを生み出したいのか」を考えられるかどうかで決まります。
✨ AIは「主体的に考える力」を拡張する
これは以前私が「iPadは考える力を拡張する」と言ったときの主張ともつながる話です。
iPadは、ペンを使った手書きが簡単で、カメラで写真や動画の撮影ができ、さらに数多くの多彩なアプリが使えることで、人間のクリエイティブな作業をサポートしてくれる強力な道具です。
しかし、iPadを使っているからといって誰もが無条件にクリエイティブになれるわけではありません。本質は、iPadの多様な機能を「どのように使い、何を生み出すのかを考えること」にあるからです。
iPadもAIも、大切なのは 「ツールの使い方」ではなく「ツールを使って何を生み出すか」 という視点です。その視点を持つことが「主体的に考える力」になります。
🤝 AIと共につくる
AIは今後、私たちの仕事や創作の場面でますます重要な役割を担っていくはずです。しかし、それによって人間の創造力が損なわれるわけではありません。むしろ、AIを活用することで、より豊かで自由な創造が可能になります。
たとえば、作曲家がAIを使って新しい音楽のアイデアを生み出したり、デザイナーがAIを活用して独自のビジュアルを作り出したりするように、AIは私たちの創造力をサポートする存在になっていきます。
大切なのは、AIに頼りきるのではなく、自分の考えやビジョンを持ってAIを活用することです。「AIに何ができるか」ではなく、「AIと共に何を生み出すか」を考えることがAI活用の第一歩かなと思います。
ということで今日は「AIが急速に進化する一方で、『変わらないもの』も存在する」というお話でした。
とは言うものの、「AIに何ができるか」を知ることも、何を生み出すか考える大きなヒントになるので、そういうものもニュースレターでは紹介していきます。 AI着せ替えやってみたら、とても面白かったので、土日のニュースレターで紹介します!
過去のiPadセミナーでもChatGPTの活用法を紹介しています。
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