⚙️iPadが最強のMacコントローラーに?Astropad Workbenchを試す
Mac専用AIツールをiPadから操る新しいワークフロー
👋 こんにちは、はるなです。
今日は、2026年3月24日にリリースされたばかりの新しいiPadアプリ「Astropad Workbench」についてです。
■ Astropad Workbench
https://apps.apple.com/jp/app/astropad-workbench/id6758788573
皆さんは、iPadを使っていて「この作業、iPadだけで完結できれば最高なのに、どうしてもMacやWindowsの専用ソフトが必要なんだよな…」と感じることはありませんか?特に最近、生成AIを活用したツールが次々と登場していますが、高度な機能を持つものはデスクトップ版のみというケースが少なくありません。
私自身、iPadをメイン機として使っていますが、最近よく使っているAntigravityを使うためには仕事部屋のMac miniの前に移動しなければなりません。iPadでもAntigravityが使えたらいいのにと考えていました。
かつてiPadをMacのサブディスプレイにするアプリやドングルを販売していたAstropadが、現代のAI時代に合わせてリリースした「Astropad Workbench」を使えば、意外と簡単に「iPadでAntigravityを動かす」が実現できそうです。
おすすめの記事
🆕ママスマプランナー【4月始まり】発売開始
📱 Astropadってどんな存在だったのか?
もともとAstropadは、iPadをMacのサブディスプレイとして使えるアプリや、専用ドングルで遅延を極限まで減らす「Luna Display」という製品を提供してきた会社です。iPadにアプリを入れて、Macと接続すると、そのまま画面が映って操作できる、というものです。
しかし、Appleが標準機能として「Sidecar」やUVCサポートを導入したことで、サードパーティ製のディスプレイ拡張アプリは、一気に需要がなくなってしまいます。
その後は、方向を少し変えて、タブレット用のフィルムの開発や、手書きのプランナーアプリ「Rock Daily Planner」などを作っていました。
🪨 シンプルさが魅力の新しい手帳アプリ「Rock Daily Planner」
ところが、最近のAIエージェントブームにより、また少し状況が変わってきます。
たとえば、私が最近愛用している「Antigravity」のようなツールは、PCのVS Code環境をベースにしており、iPad単体では動作しません。他にも、ClaudeのCoWorkや、ローカルLLM環境など、PCがないと動かないツールの利用が増えているんです。
こうした「PCでしか動かないものを、外出先からでも操作したい、iPadなどのモバイル端末から手軽に動かしたい」というニーズに対し、再注目されているのが、今回の「Astropad Workbench」です。
■ Astropad Workbench
https://apps.apple.com/jp/app/astropad-workbench/id6758788573
⚙️ iPadからMacをそのまま操作できる「Astropad Workbench」
Astropad Workbenchは、「iPadをMac操作のインターフェースにするアプリ」です。
使い方はとてもシンプルで、MacとiPadの両方にアプリをインストールし、ログイン後に接続ボタンを押すだけです。 これだけで、Macの画面がそのままiPadに表示され、タッチやApple Pencilで操作できるようになります。
Mac側とiPad側の両方にアプリをインストールし、「Connect」ボタンをタップするだけで、驚くほどあっさりとMacのデスクトップがiPadに現れます。
操作感についても、クリエイター向けに磨き上げられてきたエンジンが使われているだけあって、比較的スムーズです。iPadのキーボードを使って文字入力も可能です。
また、複数のディスプレイを一つの画面で俯瞰できる「Unified Display」や、広い画面内を素早く移動できる「Mini-map」など、iPadの限られた画面サイズでMacの広大なデスクトップを効率よく扱うための工夫が随所に凝らされています。
Workbenchを使えば、iPad自体を仮想ディスプレイとして扱えるため、モニターを接続していないMac(Mac miniなど)をそのまま運用することもできます。
仕事部屋に置いてあるMacを、リビングのソファに座りながらiPadで操作することも可能です。
毎日20分まで無料で使えるフリープランが用意されています。「まずは自分の環境でどれくらいスムーズに動くか」を試せるのは、非常に親切な設計です。制限を解除する有料プランは、月額10ドル、または年額50ドル(リリース記念の割引価格)となっています。
Astropad Workbenchの料金
Astropad Workbenchは、一部制限付きで無料で試用できますが、本格的な活用にはサブスクリプションが必要です。
Free: 1日あたりの接続時間に制限あり(約20〜30分程度)。
Basic / Pro: 接続時間の無制限化、高度な設定機能の開放。
月額 約10ドル / 年額 約50ドル
🗣️ 日本語入力の壁
一方で、現時点で気になる点もあります。
特に音声入力に関しては、日本語環境ではまだ実用的とは言えません。
iPadの大きな魅力のひとつに、非常に精度の高い日本語音声入力があります。理想としては、iPadのマイクに向かって喋った内容が、そのままMac側で動いているAIツールの入力欄にタイピングされることでした。
しかし、現時点(バージョン1.11周辺)では、アプリ内の音声入力モードが英語にしか対応していないようです。日本語で語りかけても英語として認識されてしまい、意図しない文字列が並んでしまいます。また、音声が文字に変換されてからMac側の画面に反映されるまでのラグもやや大きく、iPad単体で音声入力する時のような快適さはまだ得られません。
リリースからまだ1ヶ月も経っていない新しいアプリなので、こうした言語対応や最適化は、今後のアップデートで改善されていく可能性が高いです。
現状でも、キーボード操作やApple Pencilでの操作感に関しては十分なレベルなので、今後のアップデートに期待したいです。
自分のワークフローにどう組み込めるかを、いろいろと試行錯誤していきます。
ということで今日は『iPadからPC専用のAIツールを自在に操る「Astropad Workbench」』というお話でした。









