iPadOS 15の新機能から見るiPadの位置付け

あくまでもiPadとMacは別物?

こんにちは、はるなです。

WWDC21の基調講演が終わりました。新しいハードウェアの発表はありませんでしたが、iPadOSなどの新しいOSの新機能がたくさん発表されました。

基調講演はApple公式Web、Developerアプリ、YouTubeで視聴可能です。私はDeveloperアプリから1.5倍速で日本語字幕付きで見ました。

0:37:47あたりからiPadOS 15についての発表ですが、iOSのところで発表されていた新機能もiPadOSに含まれていたりするので、全部見るのがおすすめです。(全部見ると1時間40分くらいあるので、じっくり時間があるときにでも)

ということで今日は「秋に登場するiPadOS 15のポイント」についてまとめてみたいと思います。

新機能の一覧などは各メディアサイトを見てもらった方がわかると思うので、私が個人的に期待している機能にスポットを当てての紹介です。

今回発表された新しいiPadOS 15は2021年の秋登場するものです。6月に開発者用、7月からパブリックベータという形で一般にも先行公開されますが、正式リリース版は秋です。

新機能を早く試してみたくてパプリックベータ版を入れる人が最近増えてきてるんだけど…ベータ版は人に見せちゃダメだよって約束があったり、バグがあったらちゃんとフィードバックしてね!という感じなので、ちゃんと規約を読んで約束が守れる人だけ試してね!

ちなみに私はサブ端末になら入れるかもしれないけど、メインで使ってるiPadには入れません。(それくらいバグが多いし、iPadの画面シェアできなくなっちゃうので困るから)

あくまでもiPadとMacは別物

今回の発表、「iPadとMacは融合しないよ!別物だよ!」というメッセージが強い感じがしました。

2021年5月に発売されたM1 iPad Proの登場で、MacぽいことがiPadでもできるんじゃないか?と期待していた人はちょっと残念な感じかも。

私もちょっと「M1 iPad Proにしかできないすごいこと」が発表されるかもとワクワクしていましたが、そういった発表はありませんでした。来年以降に期待かな。

Siriや音声入力の認識、新iPadOSで追加される「Scribbleの日本語対応」「Live Textで画像の中の文字認識(日本語は非対応)」「FaceTimeしながら映像や音楽を共有するSharePlay」どこからでもメモがとれる「Quick Notes(クイックノート)」など、マシンパワーが必要そうなところではM1の恩恵があるのかもしれないけど、大きく目立つような違いは今はまだ見えません。

iPadOS 15に対応するiPadモデルはiPadOS 14と同じモデルになっているので、今iPadOS 14が動いているiPadは全てiPadOS 15にアップデート可能になります。

ただScribbleをオンにすると旧機種だと動きがカクカクする(処理が遅い?)みたいなことが実際にあったので、快適に動くかどうかは別問題ということも覚えておいた方がいいです。

新しいiPad Proを買うか迷っていた人はいっそう悩みそう。買い替え検討していた人にアドバイスするなら、今使っているiPadで使用上困るようなことがないならしばらく買い替えしなくてもいいんじゃないかなと。

12.9インチモデルのLiquid Retina XDRディスプレイ(ミニLED)は確かにすごいんだけど、Apple Pencil使う人は相性が悪すぎる。

■ iPadの輝度とコントラスト比は高い方がいいの?(4/22)

■ 2021年モデルiPad Proのサイズ選びの悩み(5/28)

私は結局2021年モデルのiPad Pro 12.9インチを選びましたが、正直なところアプリの使用感などは体感で2020年モデルとの違いがありません。(ペーパーライクフィルムを貼っているから)唯一、LumaFusionで動画書き出すときに早くなったな…くらい。

2018年モデルのiPad Proから2020年モデルに買い替えた時以上に違いが感じられません。(2018→2020の時は新機種登場まで1年半あったし、どのアプリもサクサク動くようになった感じが体感であった)

待望のScribble日本語対応!!

Scribbleずっと日本語対応されてなかったんですが、ついにiPadOS 15で日本語対応です!嬉しい!!(WWDC21では特に触れられてなかったけど)

🍎 iPadOS 15 Preview - Features - Apple 

現状でも手書きキーボードなどのアプリを入れれば、手書きで文字入力できるんですが、あくまでキーボードが表示されて、そのエリアに書く必要があります。

■ æ‰‹æ›¸ãã‚­ãƒ¼ãƒœãƒ¼ãƒ‰ã§ã‚‚漢字ひらがな交じりで変換OK(3/2)

iPadOS 15でScribbleが日本語対応すれば、画面上どこに書いても認識されるので、より直感的になるんじゃないかなと。

ちなみにもうひとつiPadOS 15で追加される「Live Text(画像の中の文字認識機能)」に関して、リリース時点では日本語非対応です。なぜ…

Scribbleみたいに日本語に対応するのは1年後なんだろうか…?

1年遅れで実装!ウィジェット機能とAppライブラリ

昨年のiOS 14で追加された画面上好きなところに配置できるウィジェットやAppライブラリ、iPadにも早く欲しい!ってずっと待ってた機能がついに!

iPadの大画面用に特大サイズのウィジェットなども追加。どのアプリのどのサイズのウィジェットをどこに配置するかで、使い勝手が変わってきそう!

気になるアプリは即インストール派の私にとって、Appライブラリはめちゃくちゃ嬉しいです。(ホーム画面からアプリを非表示にしたり、Appライブラリで勝手にカテゴリーごとに分類表示される機能)Dockからすべてのアプリにアクセスできるようになるのも嬉しい。 

ホーム画面の並び替えとかも簡単にできるようになるので、アプリたくさん入れる人には嬉しい機能がいっぱい!なんでiPadOS 14に実装されなかったのか謎。

昔、「私のiPhone画面紹介」がブロガー界隈で流行っていたことがあったんですが、「あなたのiPadホーム画面見せてください」をやりたいです。iPadOS 15が正式リリースされたらiPad Workersメンバーで見せ合いっこしたい!

難易度の高かったマルチタスク操作が簡単に

Split ViewやSlide Overなど、なかなかマルチタスク操作方法が難しかったんですが…iPadOS 15からタップすると画面上部にボタンが表示されるようになります。これは嬉しい。

今までも、よくもまぁ指の操作だけでこれだけの操作を網羅できるなぁと感心してはいましたが…これiPadをずっと使っている人ですら使ったことない動きなのでは?ってくらい複雑な操作がありました。

例えばSlide Overで表示したウィンドウを全画面表示に戻す操作など。私でも普段あまり使わない操作だと、「あれ?どうやるんだっけ??」となります。(答え:Slide Overのウィンドウ上部をiPadの画面中央上部へドラッグする)

いまだに「こんな機能あったんだ!」とか「こんな操作でできたんだ!」の発見があることは面白いのですが、それってその操作はあまり直感的な操作ではないということでもあるので、その辺りが新しいiPadOSでは改善されていく事が嬉しいです。

あと、新しいショートカットキーも増えるみたいで、全てのマルチタスクのメニューがキーボードショートカット対応ぽく、キーボードをつけて使っている人も画面を触らなくても操作できるのは嬉しい。

手書きメモ派に嬉しいクイックノート

どこからでも(多分)メモが取れる新機能「Quick Notes(クイックノート)」は手書きメモ派の人に嬉しい機能だなと思いました。パッと思いついたときにサッとメモが取れるのってApple標準のメモアプリだし、それが今よりさらに簡単にできるのは魅力的です。

今までだとApple標準メモアプリ内で手書きで書いた日本語文字は検索対象にならなかったのですが、Scribbleが日本語対応になるなら検索も…いやでもLive Textは日本語非対応なので微妙かも…。もちろん手書き以外にも、見ているWebページのリンクだったり、ページの選択した一部分を残しておける機能もあります。

クイックノートはApple標準メモアプリ内で一覧が見れる(保存されてる?)感じなので、よりメモアプリの利用頻度が高くなりそうです。

Apple標準メモアプリもアップデートで、共有メモの変更履歴表示や、タグ機能、メンション機能などが追加されるので楽しみです。

まとめ

全般的にめちゃくちゃ期待する新機能っていうのはなかったんですが、細々したところがアップデートされていて、今よりもっとiPadOSの使い心地が上がるんじゃないかなぁというのが今年のWWDC21の発表を見た感想です。

クイックノートなんかで言えば、Mac・iPad・iPhone全てのデバイス共通の新機能なんですが、Apple Pencilが使える点でiPadで使うのが一番向いてるような気もしています。

あとはUniversal Control(ユニバーサルコントロール)機能で最大3台までのMacやiPadを跨いで操作ができる機能など。MacとiPad連携はより簡単で効率よくできそう。(マウスカーソルの移動だけじゃなくてファイルのドラッグ&ドロップにも対応)

ただしあまり古すぎるMacやiPadでは使えません。

Available on MacBook Pro (2016 and later), MacBook (2016 and later), MacBook Air (2018 and later), iMac (2017 and later), iMac (5K Retina 27-inch, Late 2015), iMac Pro, Mac mini (2018 and later), and Mac Pro (2019); and iPad Pro, iPad Air (3rd generation and later), iPad (6th generation and later), and iPad mini (5th generation and later). Both devices must be signed in to iCloud with the same Apple ID using two-factor authentication. To use wirelessly, both devices must have Bluetooth, Wi-Fi, and Handoff turned on and must be within 10 meters (30 feet) of each other. iPad and Mac must not be sharing a cellular and internet connection. To use over USB, you must trust your Mac on the iPad.

iPad単体で便利になるっていうよりも、MacとiPadを組み合わせるとより便利になる!みたいな感じで、あくまでiPadとMacは別物で融合はしないよっていうメッセージにも受け取れました。

ということで今日は「iPadOS 15で楽しみな新機能とiPadの位置付け」についてまとめてみました。


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