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#141:AIでメモ・ノートがもっと便利に!Goodnotes 6の新機能
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#141:AIでメモ・ノートがもっと便利に!Goodnotes 6の新機能

Ask Goodnotesで自分専用クイズを簡単に作成

👋 こんにちは、はるなです。

今日のテーマは「Goodnotes 6の新機能『Ask Goodnotes』」についてです。

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🆕Goodnotesのイベントで紹介された新機能たち

Goodnotes 6のアップデートで追加された新機能『Ask Goodnotes』はもう使いましたか?

Beta版として少し前から使えていた機能でしたが、9月23日のGoodnotes 6.5.0で正式リリースされました。(Goodnotes 5では使用できません)

その他にも、手書きメモをさらに使いやすくするSmart Ink(日本語未対応)や、数学の計算を簡単に解決するMath Assistが追加され、デジタルノート体験が一段階レベルアップしたイメージです。

💬 Ask Goodnotes

Goodnotes 6に搭載されたAsk Goodnotesは、まさに「ノートと対話するAI機能」です。今まで手書きでメモしていた情報やPDF化したドキュメントの中身を、AIが理解し、質問に答えてくれるという画期的なツールです。

現在、Goodnotes 6ユーザーは無料で使えます。月に500クレジットが付与され、1回の質問につき1クレジット消費されます。1ヶ月経つと500クレジットにリセットされる仕組みです。

「大量の資料を読む時間がない…」そんなときはAsk Goodnotesを使って、ドキュメントの要約を頼むといいでしょう。Goodnotesに保存したPDFや手書きノートを、AIが瞬時に要約してくれます。また、選択ツールを使って特定の部分だけに焦点を当て、その部分に関する質問や要約も可能です。

たとえば、会議の議事録をGoodnotesに読み込んでおいて、「この議事の結論は何?」と聞くだけで、AIが必要な情報をピンポイントで抽出してくれます。これまで膨大な時間をかけていた内容把握が、数秒で完了です。

🖋 Smart Ink

Smart Ink機能は、現在英語でのみ機能します。

手書きで書いた文章を選択、バウンディングボックスのような枠を動かすことで、書いた文字が自動調整されるという機能です。

WordやPagesなどでのテキストボックスをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。単語の途中で改行されないようにうまく調整されます。

文章途中にスペースを挿入したい場合もドラッグだけでOKです。手書きで書いた文字でもカット&ペーストが簡単になります。

文字揃えもできます。

手書きで書いた文章でも、左揃え、中央揃え、右揃えにあとから設定できます。

たとえば、メモの一部を選択して幅を調整したり、段落間にスペースを追加したりといった操作が、まるでタイピングしたテキストを編集するかのように簡単に行えます。手書きの箇条書きリストも、そのままの形式を保ちながら再構成できるため、内容の整理が格段に楽になります。

➕ Math Assist

Math Assist機能を使えば、数式を書くだけで計算が自動的に解決され、難解な問題でも瞬時に答えが得られます。ペンツール内にMath Assistのオン/オフを切り替える項目があります。

数式を認識すると文字周りがうっすら青くなります。タップすると「解く」メニューが表示されます。

「解く」をタップすると、青い文字で答えが描画されます。割り算は分数、帯分数、少数から解答方法を選べます。

基本的な算数や代数の問題はもちろん、微積分や三角関数といった高度な数学にも対応。特に、学生や技術職の方にとっては、ノートを使ってその場で計算できることは便利なのではないでしょうか。

おおきくはこの3種類の新機能にスポットが当てられていました。

Goodnotes公式のイベントページでも動画でまとめられたものが確認できます。

Special Livestream Event: Major new features for Goodnotes 6 | Goodnotes Blog

✏️Ask Goodnotesで自分専用クイズを簡単に作成

Ask Goodnotes にはノート内に書いてある内容を問うだけでなく、小テストを自動作成する機能もあります。それが「Quiz Me」です。

Ask Goodnotesを開き、⚡️稲妻マークのクイックアクションから「小テスト」をタップします。

小テストの問題数や解答方式(選択式か自由記述式)、範囲を設定できます。

紙飛行機ボタンで送信すると、「小テストを生成中」となり、少し待つと問題が表示されます。

選択式の場合、答えをタップすると正誤結果が表示されます。また、どの箇所を元にその回答になっているのか情報源参照もできます。

日本語の内容でも問題は作れましたが、やや精度が落ちるような印象があります。(特に記述タイプを選択した場合) ただこれに関しては、私のノートが雑多なノートという問題もありそうです。

資格試験勉強や、授業の講義ノートにGoodnotesを使っている人は、かなり強力なツールになるんじゃないかと思います。

他にも、家計簿で実際に試したAsk Goodnotesの活用事例(Goodnotes 6のAIチャット機能)はこちら。

🚢デジタルノート3.0の時代

Goodnotes 6のAsk Goodnotes機能を使えば、手書きのメモからでも、検索や情報抽出がこれまでになくスムーズに行えます。今までは膨大なメモを見返すのに苦労していた方でも、この機能を使えば瞬時に必要な情報を引き出せるようになるため、情報管理のストレスが大幅に軽減されるでしょう。

裏紙に書いたアイデアレベルのメモだとしても、会議資料や企画書、プレゼン資料に使えるレベルにテキスト化してまとめるのも一瞬です。

また、リアルタイム文字起こし機能(現在は英語のみ)を使えば、リアルタイムでの議事録作成も手軽に行えます。

文字起こしから直接ノートへ、ドラッグ&ドロップすれば、より短時間にまとめられそうです。

AIが手書きメモを単にテキスト化するだけでなく、ノートの内容を理解し、質問すればその場で応答、要約、翻訳、解説、クイズ作成などに対応してくれます。

今まで自分が書いたメモやノート自体がデータベースとなり、AIは有能な秘書として機能します。これにより、単なるデジタル化から、インタラクティブでパーソナライズされた知識管理のフェーズへと進化していると言えるでしょう。

検索テクニックを駆使する時代から、AIが代わりに質問に答えてくれる未来がすぐそこまで来ているのです。

ということで今日は「Goodnotes 6のAI機能がワクワクする」というお話でした。

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