iPad Workers Podcast第70回は「無限キャンバスアプリの活用事例やメリット」についてのお話です。
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無限キャンバスアプリで何ができるのか?
10月9日に配信したiPad Workersの投稿を見て、ごりゅごさんが珍しく反応してくれました。
🗺 Affinity PublisherとProdraftsを使って画像を作る
記事はProdraftsに画像を並べて管理すると便利だよという内容です。私の具体的なアプリの使用方法やアプリ同士の連携方法の話です。
その記事を見て、ごりゅごさんはすごく面白いと感じてくれたのですが、何が面白かったのでしょうか?
詳しく話を聞いてみると、「無限キャンバスアプリ自体は便利そうだなと感じつつも、どう使っていいかわからなくて手が出せていなかった。具体的な活用事例を見て、使い方が未来っぽくて(アナログにはできないデジタルならではで)面白いと感じた。」ということでした。
無限キャンバス機能はデジタルのメリットをわかりやすく提示する機能です。アナログの紙にはできないiPadを使う理由の1つになります。
ただ、無限キャンバスに魅力は感じていても、ごりゅごさんのように自分の作業と紐づかなくて「どう使ったら便利なのかが分からない」という人が多いのも事実です。
そういう人は活用事例をたくさん見て、取り入れられそうなものを探すことから始めるといいでしょう。
2つの視点を行き来できる
無限キャンバスは、たくさんのものを並べる時に非常に便利です。
本の挿絵画像を管理する以外にも、スライド資料の管理などにもProdraftsを使用しています。
前後のつながりや全体のバランスなどは、1つ1つを個別に見ているだけではわかりません。1段高い場所からの視点、俯瞰視点で全体を見渡すことではじめて気づけることが多くあります。
無限キャンバスアプリは表示倍率を低くすることで、俯瞰視点で全体を眺めることができるようになります。ズームインしながら詳細を考え、ズームアウトで全体を眺める。この2つの視点をシームレスに行き来しながら作業できることが無限キャンバスのメリットです。
2つの視点切り替えに必要なのは、ピンチオープンとピンチクローズの指の動きだけなので、Apple Pencilを使った手書きとも非常に相性がいいのです。
外部ディスプレイ対応に期待
無限キャンバスアプリにはたくさんの画像を並べることができます。ズームアウトすれば全体を一覧することも簡単です。
ただし無限キャンバスでも、iPad自体が12.9インチモデルまでしかないので、物理的な画面サイズに制限があります。
iPadを外部ディスプレイに繋いで、12.9インチよりももっと大きな画面で一覧できるようになれば、iPad画面の小ささのデメリットをうまく補えるはずです。
現時点では、一部のアプリを除き外部ディスプレイにミラーリング(iPadと同じ画面を映し出す)しかできません。
年内にはM1チップ搭載のiPad Proが最大6K解像度の外部ディスプレイに完全対応予定です。外部ディスプレイを2つ目の画面として認識できるようになるなら、1つのアプリでズームインした状態とズームアウトした俯瞰視点を同時に表示することもできるようになるかもしれません。
今でもSplit ViewでProdraftsを2つ開き、同じファイルを同時に開いておけば、俯瞰視点で全体を見ながら編集も可能です。ただ、作業エリアが12.9インチのさらに半分になってしまうのであまり快適とは言えません。
またProdraftsの場合は、ファイル保存(同期)のタイミングがファイルを閉じた時・開いた時なので、リアルタイムにデータが反映されません。
外部ディスプレイを2つ目の画面として認識できるようになったら、ズームインした編集画面とズームアウトした俯瞰視点の2つを快適な作業エリアを確保したまま同時に手に入れられるのではないかと期待しています。
ということで今日は「デジタルツールでしか表現できない無限キャンバスのメリット」についてのお話でした。
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