👋 こんにちは、はるなです。
今日のテーマは、12月1日からKindleストアで販売を開始した『図と線で考える技術』についてです。
出版の裏側と、制作を支えてくれたAIツールについてお話しします。
Kindle版はこちら:図と線で考える技術
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🆕『図と線で考える技術』Kindle Unlimited対応
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🔄 記事連載から個人販売、そしてKindleへ
今回リリースした『図と線で考える技術』ですが、もともとは、「ナレッジスタック」に寄稿していた連載記事がベースになっています。
「書いて考える」をテーマにした連載を再編集し、大幅な加筆修正を行ったものを、これまでは自分のWebサイトでPDF・ePub形式として直接販売していました。
8月から個人サイトで直接販売、そして12月からはKindle(KDP)での販売に切り替えました。Kindle Unlimitedでも読めます。
📘 図と線で考える技術: デジタル時代に身につけたい「書いて考える技術」
🤖 苦手な作業は「AI」と相談しながら
年に1回はKindleで本を出す作業を行っているのですが、出版には毎回、細かくて面倒な作業が発生します。毎回、面倒だなと思いつつ作業しているのですが、去年くらいから劇的に負担感は減りました。
なぜなら、AIを使ってできることが増えたからです。
1. 面倒な事務作業は代行してもらう
KDPへの登録作業には、「本の説明文」や「キーワード設定」「カテゴリー選択」など、地味に面倒な入力項目がたくさんあります。
今回は、これまでの連載原稿や販売ページの情報をAI(今回はGemini CLIとChatGPT)に読み込ませ、「Kindle用の説明文を書いて」「最適なカテゴリーを提案して」と依頼しました。
ゼロから考えるのではなく、情報を元に『たたき台』を作ってもらうだけで、作業時間は大幅に短縮されます。
他にも、ちょっとした調べごととかもすぐに聞けて便利。
2. 技術的なエラーはCopilotと解決
個人サイト販売の時は、Cloudflare Pagesというサービスを使ってページを作成しています。Webサイトの更新作業中、Git(バージョン管理システム)で競合エラーが発生し、更新ができなくなってしまいました。こういう時が一番困るんです。Gitの知識がないので、エラーメッセージを見ただけでは解決方法がわからないんです。
ですが、今回はVS Code上のCopilotにエラーメッセージをそのまま貼り付け、「これどういうこと?どうすれば直る?」と相談しました。すると、「まずはこのコマンドで退避させて……」と手順を教えてくれ、無事に解決できました。
CSSの修正も「ここを直して」と頼むだけで修正してくれます。ちゃんとしたコードが書けなくても、ここをこうしたいということがちゃんと伝えられたら、それで解決します。
エラーじゃなくても、画面のスクリーンショットを撮影したものを渡せば、何をやっているのかとかを一瞬で理解してくれて、めっちゃ頼もしいです。「こ、ここから何をどう操作すればいいですか?」って聞いたもんね。
📘 『図と線で考える技術』
こうして無事にKindle版もリリースできた『図と線で考える技術』は、手を動かしながら思考を整理する方法をまとめた一冊です。
文字だけで考えるよりも、丸を描いたり、線を引いてつなげたりすることで、考えていることがまとまりやすくなります。
今回の出版プロセスも、AIツールをたくさん使いましたが、軸になる部分はこの手書きの紙きれ1枚でした。
Kindle Unlimitedユーザーの方は無料で読めますので、ぜひチェックしてみてください。
ということで今日は「ナレッジスタック連載から始まった本のKindle化と、それを支えたAI活用」というお話でした。
















