今回は「メジャーアップデートしたGoodNotes」についてのお話です。
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GoodNotes 6登場
2023年8月9日にGoodNotes 6が発表されました。GoodNotes 4からGoodNotes 5にアップデートした時は別アプリとしての登場でしたが、今回は同じアプリのまま内部処理でアップデートされます。
アプリアイコンも少し変わりました。なんだかニコちゃんマークみたいに。
GoodNotes 6の主な新機能は下記の通りです。
新しいペンジェスチャ
数式変換
AI数式アシスタント
手書き文字の入力補完・誤字脱字の修正※
AIを使用した要約、短縮、言葉の調子の変更
フォルダの色変更
WindowsやAndroidとの同期 (近日公開予定)
※の機能は一部言語でのみサポートされていて、日本語ではまだ使えません。
新しいペンジェスチャがとっても使いやすくてよかったです。普段GoodNotesをメインのノートアプリとして使っている人は課金してGoodNotes 6にする価値はあると思います。
イチオシの新機能はペンジェスチャ
新機能の中で私のイチオシは、ペンジェスチャ追加です。
ペンツールで、特定のジェスチャに対して削除や範囲選択といった機能が追加されました。
1つ目のジェスチャは、ペンツールのままスクリブルのように書いた文字の上をぐちゃぐちゃと塗りつぶすと、手書き文字が削除できます。
2つ目のジェスチャは、手書き文字をぐるっと丸で囲った後、指かペンでタップすると選択範囲に変換されます。タップしたまま動かすと、選択範囲が移動可能になりました。
今まで消しゴムツールや範囲選択ツールに切り替えないとできなかったことが、ペンツールのままできるようになります。どちらのジェスチャも蛍光ペンでは動作しません。
Apple Pencil 2であればペンをタップしてツールを切り替えることもできますが、私のペンの持ち方だと、どうもスムーズにペンをタップすることができません。
ペンを握った状態のまま、特定のペンジェスチャで、文字を消したり、選択したりできることは非常に便利です。
ただし、⚫️(黒丸)や▲(黒三角)などの図形を塗りつぶす時に削除ジェスチャと勘違いされて消えてしまうことが何度かありました。取り消しで1つ前の状態に戻れば、描画したものがそのまま復元されるのですが、回数が多いと微妙かもしれません。
そのあたりは今後のアップデートなどで認識制度は上がっていくと思います。
その他の新機能についての詳しいまとめはこちら👇
GoodNotes 6の料金
GoodNotes 6を使用するには、GoodNotesアカウントの作成が必須です。今回からサブスクリプション契約や、買い切りのApp内課金が家族共有の対象外になります。リリース当初は家族共有不可でしたが、現在は家族共有対象です。家族の誰かが購入済みだと、他の家族も同じようにGoodnotes 6が使用できます。
アプリ購入時のApple IDとGoodNotesアカウントの2種類の組み合わせで、課金済みかどうかの確認が行われるので、以前のように家族の誰かが購入済みだと他の家族も使えるといったことがGoodNotes 6からはできません。
GoodNotesアカウント作成にはGoogle、Apple、Microsoftのアカウントが利用できます。
ログイン後、年1350円のサブスクリプショントライアル開始ボタンが表示されます。「すべてのプランを見る」から一括払い4080円(買い切り)も選べます。
年1350円なので、3年以上使うのであれば買い切りの方がお得な計算です。しかし、3年も経てば新しいアプリが登場して、乗り換える可能性が0ではないとも言えるので年払いを選んでおいた方がいいのかなと考えています。(私はとりあえず年払いにしました)
すでにGoodNotes 5を購入済みのユーザーはGoodNotes 6にアップデートせずに、そのまま使い続けることも可能です。ただ、GoodNotes 5のアップデートはそのうち終了するということになっています。
GoodNotes 5ユーザーのアップグレード割引
2023年7月1日〜8月8日の期間で 「GoodNotes 5」 を新規購入した人は、「GoodNotes 6」 の初年度サブスクリプションが100%オフ。 2023年1月1日〜6月30日(今年の上半期)の期間に購入した人は、初年度50%オフ、2022年以前に購入したユーザーは、初年度25%オフの割引があります。
買い切りの場合にも割引があります。
2023年7月1日から8月8日までGoodNotes 5を購入した方は33.3%オフ
2023年1月1日から6月30日までGoodNotes 5を購入した方は26.6%オフ(4080円→2990円)
2023年以前にいつでもGoodNotes 5を購入した人は20%オフ(4080円→3280円)
これらの割引、どうも一部は途中から追加された割引ぽいので、もしすでに購入済みで割引されてないよっていう人は払い戻しできるようです。詳細はGoodnotesブログで確認してください。
アップデート直後にサブスクリプションで課金した人は、7日以内なら一旦キャンセルして、再登録すると割引が表示されるはずです。
GoodNotes 5のままか?それとも6にするか?
GoodNotes 6は新規アプリではなく、GoodNotes 5のアップデートで追加されるアプリ内課金により6が使えるようになるというイメージです。なので、新たにアプリをダウンロードする必要はありません。
既存GoodNotes 5ユーザーは、そのままGoodNotes 5のまま使用し続けることもできます。また、一度GoodNotes 6にアップデートした場合でも、アプリ内からダウングレードしてGoodNotes 5に戻すことができます。(ダウングレードの方法がわからなかったので、一度GoodNotesアプリを削除し、再インストールしたら起動画面にダウングレードのボタンが出ました)
GoodNotes 6どんなものなのか?試してみたい人は、年払いのサブスクリプションプランの無料お試し7日間を使って、試すことができます。
サブスクリプションの解約手順はFinal Cut Proの記事で紹介しています。
⚙️ サブスクリプションの解約手順(Final Cut Proのライブ描画が手軽でいい)
ということで今日は「GoodNotes 6」についてのお話でした。
Goodnotesのアップデート情報を詳しく知りたい方は、アプリ図鑑のGoodnotesページもチェックしてみてください。
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