iPad Workers Podcast第87回は「1枚にまとめる技術」についてのお話です。
📢 お知らせ
📅4月23日(日)21:30から、情報整理と表現「🎥 1枚にまとめる技術」開催
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。
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「1枚にまとめる」作業が得意で好き
2015年にApple Pencilを手に入れてから、イベント参加時にグラレコを描くようになります。元々、絵を描くことは好きだったので、楽しいから描くといった感じでした。
毎日たくさん描いていたわけではありませんが、アナログ時代を含めれば10年以上、細く長く続けることで、私のスキルの1つになりました。
好きで続けていたら自分の特技になって、仕事として依頼してもらえることも増えました。最近だと、着せ替えできるNFT「🦥sloth」のサービス紹介1枚イラストなどです。
🦥 着せ替えできるNFT「sloth」サービス紹介イラストの制作プロセス公開
どうやら私の場合、イベントのグラレコに限らず、製品やサービスの特徴などを含め「1枚にまとめる」という作業が得意でかつ好きみたいです。
1枚にまとめる技術とは?
たとえば、左の文章と右の図解、伝わりやすいのはどちらだと感じますか?多くの人は右側の1枚の図解を選ぶのではないでしょうか。
右側の図解は、左の文章から重要な情報だけを選び取り、関係性を矢印などで表現しているため、短時間で理解できるからです。
1枚にまとめる技術とは、大雑把に言えば情報を整理する技術とも言えます。
図解思考、紙1枚、グラレコなど、呼び名は色々あるんですが、結局やっていることは情報を取捨選択しながらまとめていく作業です。情報を取捨選択しながらまとめる作業を進めることで、自分の思考も整理されていくという特徴があります。
1枚にまとめる技術は、どんなものにも応用できます。一度身につけてしまえば、プレゼン資料作成から読書メモ、会議の議事録、学習など様々なものに応用できます。
後から振り返る場合にも、1枚にまとまっていれば短時間で要点をつかめるので便利です。
増やすよりも減らすほうが難しい
「1枚にまとめる技術」は誰でも練習すれば身につけられます。
絵が描ける、描けないは特に関係ありません。もちろん絵が描けたほうが便利なこともありますが、iPadを使うことで絵が描けなくても特に問題はなくなります。
それよりも重要なことは、いかに情報を整理するかです。情報を集めることは比較的簡単ですが、そこから情報を減らす作業(捨てる作業)が何倍も難しいんです。
4月のiPadセミナーでは、報整整理のコツや、1枚にまとめる手順、使用するツールなどを紹介する予定です。
これができれば、複雑な物事をよりシンプルに捉えられるようになります。
ということで今日は「1枚にまとめる技術」についてのお話でした。
#87:増やすよりも減らすほうが高度な技術