iPad Workers Podcast第90回は「iPad版Final Cut ProとLogic Proの発表」についてのお話です。
📢 お知らせ
📅 5月21日(日)21:30〜『🎥 乗算?スクリーン?描画モードの仕組みでわかる写真合成テクニック』開催
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。
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ようやくMチップの性能が活かせるか?
5月9日にApple公式からiPad版Final Cut ProとLogic Proの発表がありました。これまでMacにしかなかった動画編集アプリと音楽制作アプリです。
🍎 Apple、iPadのためのFinal Cut ProとLogic Proを発表 - Apple (日本)
それぞれ、Final Cut ProはiMovie、Logic ProはGarageBandの上位互換アプリと考えて問題ありません。どちらもより複雑で高度なことができるイメージです。
Logic ProはA12 Bionicチップ以降のiPadで使えます。無印iPadを除けば、2018年以降に発売されたiPadで使えます。(無印iPadは2020年発売モデル以降)
Final Cut ProはM1チップ以降とかなり使えるiPadモデルが限定されています。具体的には、2022年発売の最新iPad Pro(M2)、2022年発売のiPad Air(M1)、2021年発売のiPad Pro(M1)の3モデル限定です。
上記3モデル以外のiPadユーザーからすれば「なんで使えないんだ」と不満かもしれませんが、MチップのiPadユーザーからすると「ようやくMチップの性能が活かせるかもしれない」と期待値が上がります。
5月24日から配信
Final Cut ProとLogic Proは5月24日から配信です。アプリ自体は無料でダウンロード可能ですが、使用するには月700円か年7000円のサブスクリプション登録が必要です。
Final Cut ProとLogic Pro、それぞれ700円なので2つのアプリを利用するには月1400円が必要です。1ヶ月間お試し期間があります。
Final Cut Pro、Logic Pro、どちらもタッチ操作やApple Pencilに最適化されたUIになっているので、iPadならではの操作感が楽しみです。Logic Proのアプリ画面を見るとどの画面にもApple Pencilマークがあります。
使いたい時だけ使える
Mac版のLogic Proは30000円、Final Cut Proは45000円とまあまあ高額な買い切りソフトです。iPad版の月700円を安いと感じるか、高いと感じるかは人によりけりかもしれません。
特に動画編集に関しては、LumaFusionやDaVinci Resolve for iPadで十分な人の方が多いと思います。
ただ、サブスクリプションなら「使う期間だけ契約する」ができるので、使い方や使う頻度によっては買い切りタイプよりも便利なことがあります。
Final Cut Proで動画内に直接文字やイラストが描ける機能なんかはすごく魅力的なんですよね。実際にアプリがリリースされたら、色々と試してみたいです!
ということで今日は「ついにiPad版Final Cut ProとLogic Proが登場」というお話でした。
WWDC前にリリースしちゃうってことは、6月のWWDCで何かiPadの発表があるのかなってちょっと期待しちゃうかも。
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