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#93:iPadOS 17まとめ!
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#93:iPadOS 17まとめ!

細かな使い心地がアップしそうなiPadOS 17

iPad Workers Podcast第93回は秋に登場する予定の「iPadOS 17」についてのお話です。

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新しく発表された製品

6月6日からWWDC23がスタートしました。WWDCの基調講演は、新製品の発表と、秋にリリースされる新OSの紹介です。

残念ながらiPadの新製品発表はありませんでした。

今回、新しく発表された製品はMacBook Airの15インチとMac Studio、Mac Pro、そして🥽 Apple Vision Proというゴーグル型の製品です。

Macに関してはいずれも6月13日発売で、すでに注文可能です。Apple Vision Proは米国で2024年初旬、その他の国では2024年後半発売なので少し先です。

iPadOS 17

今回発表されたiPadOS 17は、ものすごく派手な新機能や新アプリはありませんでしたが、細々とした使い勝手はアップしそうです。

iPadOS 17 Preview - Apple

iPadOS 17では、さらにパーソナルで高機能な体験を提供となってます。

ロック画面上のインタラクティブウィジェット、PDFとメモのアップデート、メッセージとFaceTimeの強化などです。

ロック画面の編集とインタラクティブなウィジェット

新次元のパーソナライズを可能にと謳っているのが、ロック画面の編集機能とインタラクティブに操作可能になったウィジェットです。

iPhoneでは昨年のiOS 16からロック画面のカスタマイズができます。その機能が1年遅れでiPadにも追加です。

ロック画面の左側にはiPhoneよりも、多くのウィジェットを配置できます。

さらにロック画面上にはライブアクティビティが表示されます。Uberの配達状況や試合結果、タイマーなどがロック画面で表示できます。

インタラクティブなウィジェットは、ホーム画面に設置されたウィジェット上で操作ができるというものです。たとえば、リマインダーアプリのウィジェットならウィジェット上でタスク完了のチェックが可能です。

他にも、ウィジェットから直接、「照明をつける」「曲を再生」「暗記カード」「行動記録」などができます。

今までのウィジェットは「見る」だけで、ウィジェットをタップするとアプリが起動して操作を行うというのが基本でした。それがインタラクティブなウィジェットになると、ホーム画面上で簡易操作が可能になるのです。

iPadにもようやくヘルスアプリ追加

今までiPhoneとApple WatchにしかなかったヘルスケアアプリがiPadにも追加されます。iPadの広い画面で自分の健康データが一覧できます。

小3の息子はiPhoneやApple Watchを持っておらず、iPadのみしか自分のデバイスがなかったので、今までヘルスアプリが使えませんでした。

iPhoneやApple Watchから取れるデータは持っていませんが、体重計からの体重や体脂肪率などは息子もデータを持っています。それがヘルスアプリから見れるようになると便利になります。(現在は体重計の専用アプリ内でのみ閲覧)

PDF編集がパワーアップ

PDFファイルのフォームに記入する際、新しい機械学習モデルによってPDF内のフィールドを識別し、自動入力が可能になります。たとえば、名前・住所・メールアドレスなどが自動入力ですばやく記入できるのです。

現在の機能だと、自分で入力する必要があります。

この機能はカメラでスキャンした書類でも機能します。

また、記入済みのPDFを簡単にメール返信できる機能も追加されます。

メモに追加したPDF編集もパワーアップ

Apple標準メモアプリにPDFを添付すると、現在は添付ファイルのような扱いになります。ファイルをプレビューすると複数ページが確認できたり、マークアップで注釈の追加ができる状態です。

iPadOS 17からはメモに追加したPDFファイルはインライン表示でき、複数ページあるものはメモの画面で直接スワイプ操作でページめくりができます。また、手書きの注釈もこの画面のまま追加可能です。

今までだと、PDF編集の際、画面が切り替わるという動きがありましたが、その動きがなくなり、よりスムーズに編集可能になるようです。

また、共同編集ではリアルタイムで書き込んだ内容が相手側にも表示される様子も含まれていました。

フリーボードに万年筆と水彩ブラシ追加

無限キャンバスホワイトボードアプリのフリーボードも、少しだけアップデートされます。万年筆と水彩ブラシの追加です。Apple標準メモにあ「モノライン」が追加されるのかどうかは不明でした。

図形認識追加とあったので、手書きで描いた丸や四角がキレイに補正される機能のことだと思います。

フォローという新機能は、Miroなどに見られる、共同編集中の相手の動きを追従する機能です。相手がどの場所で、どんな動きをしているのかが分かりやすくなります。

ステージマネージャも改良

ステージマネージャもウィンドウの位置とサイズが、今よりもう少し柔軟に変更できるようにアップデートされます。

また、外部ディスプレイの内蔵カメラが、FaceTimeなどで使えるようになります。

アップデートでもう少し使い勝手が上がれば、ステージマネージャを活用する人を増やせるかもしれません。

全体的に目新しい新機能はないが

iPadOS 17は、全体的に細かなアップデートが多い印象です。最近の流れだと、2年に1度大きめのアップデートがあり、新しいアプリや機能の追加が見られます。そして、その次の年のアップデートはどちらかというと細かなアップデートを繰り返しています。

昨年iPadOS 16がフリーボードやステージマネージャの追加という大型アップデートがあったので、今年iPadOS 17は細かな使い心地をアップするためのアップデートの年なのかなという感じです。

派手なアップデートはもちろんワクワクするのですが、実は細かな使い心地が向上した方が満足度は上がるので、その辺りのバランス調整を行なっているのだと思います。

ということで今日は「iPadOS 17」についてのお話でした。

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